【2026年版】東海大学総合型選抜プレゼン対策(教養学部)

東海大学教養学部プレゼン対策-総合型選抜

この記事では東海大学教養学部の総合型選抜のプレゼン情報について学科ごとに「対策方法」と合わせて分かりやすくまとめています。

大学のHPに掲載されている情報だとPDFファイルを開いて、拡大しないと読めないので見づらいですよね。

目次から自分の興味がある学科名をタップして読んでくださいね。

この記事で紹介しているのは総合型選抜学科課題型のプレゼンテーションの情報です

そもそも総合型選抜って何?という人のためにこちらの記事で東海大学の総合型選抜の種類についてまとめていますのでぜひ合わせてご覧ください。

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東海大学 総合型選抜の種類と特徴について
目次

プレゼン実施までに必要な準備

高校生-プレゼン

プレゼンは二次選考で実施します。

しかし、その前に一次選考でプレゼン課題に関するレポートの提出が求められ、一次選考を突破しなければ二次選考に進むことができません。

ですので一次選考の書類提出(9月上旬)までに準備を終わらせる必要があります。

一次選考の書類提出に向けた準備

  • プレゼンテーマに必要な知識を身につける
  • 正しい文章力を身につける
  • 自分の考えを持ちながら調べる

知識ゼロの状態からプレゼン内容を書き始めるのは非常に厳しいです。

そのため、出題テーマに関連した情報を調べたりイベントに参加する必要があります。

情報の集め方

「図書館に行って最低5冊は関連した本を読む」
「自分の進みたい学科の教授が書いた本を読む」
「ネットニュース」
「YouTube」
「現地取材に行く」
「関連したボランティア活動に参加する」
「展覧会やイベントに参加する」


また、調べた内容をまとめ上げる文章力を身につけるために、論理的な文章を書くトレーニングが必要です。

借り物の文章ではなく、自分自身の「経験や考え」を取り入れて書きましょう。

二次選考のプレゼン本番に向けた準備

一次選考が突破できたら、いよいよ二次選考のプレゼン本番に向けた準備が必要になります。

プレゼン本番では視覚的に分かりやすくするために以下の持ち込みが許されています。

  • 模造紙
  • プロジェクター
  • パソコン
  • 配布資料
  • その他(紙芝居など)

ただし学部学科ごとに使用できるものに制限があるため、自分が受ける学科の受験要項を確認しておきましょう。

この記事でも学部学科ごとに使用可能なものを書いてありますので安心して読み進めてくださいね。



また、プレゼンに向けての準備では制限時間を考えなければなりません。

短くても長くてもダメです。

ストップウォッチや動画撮影を利用して時間ピッタリを狙って練習を重ねていきましょう。

練習の方法は、できるだけ多くの人の目の前でプレゼンをし、フィードバックをもらいながらやることをオススメします。

可能であればダイソーなどでスマホ用の三脚を用意し、自分のプレゼンを毎回録画しながらやると良いです。

視線や、立ち方、口癖、声の大きさなど、様々な改善点を客観的に見ることができるからです。

そして、試験の直前までできるだけ多くの練習を重ねて、自信を持ってプレゼンできるようにしていきましょう。

総合型選抜を実施している教養学部の学科

楽しみにしている高校生
  • 人間環境学科
  • 芸術学科

人間環境学科

団らんしている人たち

人間環境学科のプレゼンの情報と対策を紹介します。

課題

以下の課題について一次試験でレポートを提出し、二次試験でプレゼンをします。

下記の 3 つの課題から 1 つを選び、その課題に取り組んだ内容について、「あなたが人間環境学科で身につけたい力や取り組んでみたいことがら」も含めてまとめたものを提出してください。


(1)身近な自然環境について、その特徴や状態を調査し、人間活動とのかかわりについて説明してください。


(2)地球環境問題とされるもののうち 1 つを取りあげ、その問題の現状と課題及びその問題の解決手段について説明してください。


(3)地域問題、社会問題のいずれかに関する新聞記事を1つ取りあげて、以下の表の①、②の項目についてそれぞれ指定した文字数で述べてください。

  • なぜその記事に関心を持ったか。(400字程度)
  • その記事にどんな意見を持っているか。(800文字程度)


選択した新聞記事を A4 用紙にコピーして、その記事の出典を「○○新聞、○○年○○月○○日付朝刊(あるいは夕刊)」のように明記して、同封してください。新聞は全国紙が望ましいです。

指定文字数

手書きとパソコンの両方を選べますが

パソコンの方が読みやすく、修正もしやすいためパソコンを使いましょう。

パソコンのタイピングが苦手ならスマホのメモ帳に入力したものをパソコンに転送して印刷すれば大丈夫です。

文字数は1,600文字以内ですので、1,600文字で書きましょう。

※必ずあなたが考えたタイトルをつけてください。

※A4サイズの用紙に印刷してください

※文字は「横書き」です

※参考文献の情報や図表に書かれた文字は文字数にカウントされません。
 参考にした雑誌なども参考文献として記入してください。

一次選考の評価ポイント


東海大学の受験要項に以下の評価ポイントが書かれています。

  • 課題作成において参考としたもの(体験や調査の内容及び結果、書籍や雑誌、新聞記事など)が示されているか。
  • 読む人にわかりやすい記述になっているか。
  • タイトルと課題の内容が一致しているか。
  • あなたの意見を明確に述べているか。

当たり前のことのように思えますが、この評価ポイントが一次選考の全てです。

しっかりと対策していきましょう。

指定時間

二次試験プレゼン本番の流れと時間配分は以下の通りです。

トータル25分

内訳
・プレゼン 10分
・プレゼンの質疑応答 5分
・面接&口述試験 10分

口述試験の内容

あなたが興味を持っている環境問題や社会問題について聞かれます。

それらが人類や我々の生活に与える影響について深く聞かれるため、しっかりと準備していきましょう。

攻略のヒント
・世の中で起こっている環境問題、社会問題について家族や友達と語り合う習慣を作る
・スマホでニュース記事を毎日読む
・YouTubeでも情報を集める

持ち込めるもの

学部学科ごとに持ち込み可能なものが異なります。

人間環境学科ではパソコンのスライドか模造紙、配布資料のいずれかを使用できます。
※いずれかの使用が必須です。

  • 模造紙(B1判程度で枚数自由)
  • プロジェクター(大学で用意)
  • パソコン(自分で用意)
  • 配布資料(3部)

①と④、②・③と④は組み合わせてもOK!
④のみの発表はできないので注意!

これらの持ち物は終了後回収されないので、必ず持ち帰れるよう準備しておきましょう。

プロジェクターとパソコンについて

プロジェクターは大学が用意してくれますが、パソコンは自分で持っていく必要があります。

下記のいずれかのケーブルが接続可能なものを持っていきましょう。

  • VGA端子
  • HDMI端子
  • マイクロHDMI端子
  • Mini Display Port

万が一うまく表示できなかった時に備え、スライドの内容を試験官と自分の分を含めて3部用意しておきましょう。

模造紙について

模造紙は試験会場の黒板やホワイトボードに貼り付けて使用します。

マグネットが用意されていますが、模造紙に書き込んだ内容が隠れないよう自分で普段使っているマグネットを持ち込むと本番に焦らずに済みます。

配布資料について

持ち込みは任意ですが、安心のためにA4用紙で3セット用意しておきましょう。

自分用と面接官2人の分です。

発表内容のメモを持ち込むことも可能ですが、面接官のほうを向いて堂々と発表するほうが伝わりやすくなります。
なので基本的にはなにも見ずに発表し、メモはお守り代わりくらいに考えておきましょう。




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芸術学科

バイオリン

芸術学科のプレゼンの情報と対策を紹介します。

課題

以下(1),(2)どちらかの課題を選択し、一次試験でレポートを提出し、二次試験でプレゼンをします。

(1)あなたが魅力的に感じた芸術的作品もしくは活動を取り上げ、その概要とそれが社会にもたらした意味を述べてください。


(2)あなたが高校在学中に制作した作品のデータを作成し、以下の形式で提出してください。
作品の種類としては以下のものが例に挙げられます。

  • 作曲
  • 演奏
  • 絵画
  • デッサン
  • 立体作品
  • イラストレーション
  • 動画
  • 写真

など

複数点も可能です。

学校の課題やプロジェクトなどグループで取り組んだ成果も含みますが、その場合は自身が何を担当したのかを明確にしてください。

対策のヒント

芸術に日常的に触れましょう。

  • 絵画
  • 楽曲
  • イラスト
  • 現代アート

これらについて「オタク」と呼べるほどのめり込めるものを見つけ、一晩中語れるくらいの知識を身につけておくとベストです。

提出形式

(1)の課題の場合

パソコンで作成しなければなりません。

パソコンのタイピングが苦手ならスマホのメモ帳に入力したものをパソコンに転送して印刷すれば大丈夫です。

文字数は1,200文字以内。(30×40文字)

※ヨコ書きA4サイズの用紙に印刷してください

※必ずタイトルをつけましょう。

※図や表を使う場合、そこに書かれた文字は文字数にカウントされません。また、文章とは別にしてA4用紙にまとめましょう。

※参考文献は、図表や文章とは別の紙にまとめましょう。
また、参考文献に書かれた文字は全体の文字数にカウントされません。

(2)の課題の場合

作品のテーマ、形式、材質などは自由です。

提出方法やルールが作品の形式によって以下の3つに分かれているので、あなたの作品に合わせて確認して提出してください。

【画像データとして提出するもの】

対象となる作品例

<平面作品>

  • 絵画
  • デッサン
  • イラスト
  • 立体作品
  • 写真作品
  • 製品模型
  • 造形作品
  • モデル
  • プロトタイプ
  • 建築模型

など

提出形式

PDF、JPEG、PNGのいずれかのフォーマットでUSBメモリ等に保存したもの

平面作品は正面から撮影、立体作品は複数の角度から撮影すること

【動画、映像データとして提出するもの】

対象となる作品例

  • CG
  • アニメ
  • 実写
  • 音楽演奏
  • パフォーマンス
  • 動く造形作品

など

提出形式

MOV、MP4、AVI、WMV、M4Aのいずれかのフォーマットで USB メモリ等に保存したもの。

※音楽演奏の動画・映像は独奏のみで、楽器と演奏者の全身が画面に収まるように正面から撮影しましょう。
ピアノなどの鍵盤楽器の場合は、手や足の鍵盤とペダルも入るように斜め後ろから撮影しましょう。

※伴奏を入れるかどうかは自由ですが、入れる場合は伴奏者も同じ画面に入れて撮影しましょう。

※映像の編集はトリミング加工以外できません。
変奏曲の間奏のトリミングも不可なので、基本的には撮影した映像と音声だけで伝えられる形にしましょう。

【音声データとして提出するもの】

対象となる作品例

作曲

提出形式

MP3、AACのいずれかのフォーマットで USBメモリ等に保存したもの
※ DTMによる演奏の録音も可

DTM(Desk Top Music):音楽作成ソフトのこと

(2)の課題の注意事項

◦作品の資料を PDF として USB メモリに保存してください。
詳しい内容は下のチェックリストにまとめておくので、提出目にもう一度確認しておきましょう。

  • 氏名
  • タイトル
  • コンセプト
  • サイズ
  • 技法
  • 材料等に関する説明文
  • 作曲者と曲名(音楽演奏の場合
  • 楽譜かそれに類するもの(作曲の場合

◦提出する USB メモリ等には、氏名と作品カテゴリー(作曲、絵画、イラストレーション等)を記載した紙を添付してください。

◦提出されたメディア等は返却されません。また、提出後のメディア等の差し替えも認められません。

一次選考の評価ポイント

(1)の課題の場合

  • 課題の内容を理解する力があるか。
  • 自分の考えを展開する力があるか。
  • アイデアをまとめて整理する力があるか
  • 自分の考えを伝えるために、丁寧に文章を作成する力があるか。

一次選考で書類を提出し、そこで認められたらようやく二次選考でプレゼンができます。

しっかりと時間をかけて準備しましょう。

(2)の課題の場合

  • 制作されたものにふさわしいタイトルがつけられているか。
  • 制作されたものにコンセプトが反映されているか。
  • 色や形や音、またそれらの組み合わせ等に創意がみられるか。
  • 材料を工夫して制作されているか。
  • (特に演奏の場合)表現しようとする意図が感じられるか。

(2)の対策のヒント

美術系、音楽系いずれも学校の先生に手伝ってもらうとGoodです。

英語や数学の先生は生徒から頼られることが日常的によくありますが、美術や音楽の先生が受験対策に関わることはなかなかありません。

先生としても自分の得意分野で生徒から頼ってもらえることは嬉しいものです。

放課後に対策を手伝ってもらうようお願いしてみましょう。

指定時間

二次試験プレゼン本番の流れと時間配分は以下の通りです。

トータル25分

内訳
・プレゼン 10分
・プレゼンの質疑応答 5分
・面接&口述試験 10分

口述試験の内容

音楽、美術、デザインなど芸術分野に関する基礎知識および芸術分野が連携する領域に関する興味・関心について聞かれます。

一次選考で(2)を選んだ場合は、自分の作品やその写真を実際に見てもらいながら作品の説明をする必要があるので、以下の三点についてしっかり話せるよう練習しておきましょう!

  • 作品のタイトル、コンセプト
  • 材料や技法
  • 創意工夫

選考会場でのパフォーマンスや演奏はできないので注意!

対策のヒント

  • 関連する本を5冊は読みましょう
  • 毎日YouTubeで関連する動画をチェック
  • 一番興味があることについて自信満々に話せるように練習

持ち込めるもの

学部学科ごとに持ち込み可能なものが異なります。

芸術学科では以下のものを使用できます。
※視認性を高めるためにどれかを準備しましょう

  • パソコン(持参)
  • 配布資料(3部)
  • その他(ボード、パネル、制作資料(写真ファイル)、スケッチブック等。)
  • あなたの作品の実物(一次選考で画像データを提出した造形作品1点以上)

パソコンについて


面接官にパソコンの画面を直接見せる形式での発表になります。
あなたが見ている画面がそのまま発表用の資料になるので、作成時点で十分見やすくできているか自分で確認しておきましょう。

万が一うまく表示できなかった時に備え、スライドの内容を試験官と自分の分を含めて3部用意しておきましょう。音楽を流す場合はうまく音が流れない場合があるためスピーカーの持参も推奨されています。

配布資料について

持ち込みは任意ですが、安心のためにA4用紙で3セット用意しておきましょう。

自分用と面接官2人の分です。

自分の活動や作品をより詳しく説明するためのものを持ち込むことができます。

製作過程の写真ファイルやアイデアスケッチをまとめたスケッチブックなど、作品への解像度の上がるものを持っていくと良いでしょう。

製作中の苦労や工夫など、自分の作品をより知ってもらうためのエピソードも用意しておくと口述試験で話す内容の幅が広がるので、二次試験で話す内容を考えやすくなります。


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何から準備すればいいの?

プレゼンの課題を見ると、それだけでも学科の特色がわかります。

まずは関連した本を読み自分なりに感じ取ったことをメモしていきましょう。

一次審査に提出する文章は誰にみて貰えばいいの?

総合型選抜専門の塾で見てもらいましょう。

学校の国語の先生にお願いしようとする生徒が多いですが正しい文章に直してもらえても残念ながら合格できる文章にはなりません。

ですので専門の塾にお任せしましょう。

独学で合格できますか?

正直かなり厳しいです。

課題で求められている内容について調べ上げ論理的な文章で仕上げるのは非常に難しいです。

こちらも専門の塾にお願いするのがベストです。



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