学校で教えてくれない総合型選抜(旧AO入試)情報13選

総合型選抜(旧AO)入試とは?わかりやすく解説
  • 総合型選抜って何?
  • 簡単に合格できるの?
  • どんな人に向いてるの?
  • いつからどんな準備が必要なの?

総合型選抜はよく分からないことが多いですよね?

東海AOラボでも入会時によく相談されます。

ざっくり言うと総合型選抜はこんな感じです↓

  • 志望理由書、自己PR書の提出
  • 面接は必須
  • 内申に関係なく受けられる大学が多い
  • 英検2級をとっておくと有利
  • 年内に合格が決まる
  • プレゼン、小論文などが課されることがある

正直のところ、学校の先生でも正しく理解している先生はかなり少ないです。

なぜなら、学校の先生たちが受験した当時は、一般受験と指定校推薦が主流だったからです。

そのため進路担当の先生以外は「ほぼ全員よく分かっていません!」

試しに学校の担任の先生に「総合型選抜って何ですか?」

と聞いてみてください。

なんとなくの答えしか返ってこないはずです。

この記事では総合型選抜について、皆さんが知りたいことが分かります。

より詳しく知りたい人はぜひ最後まで読んでいってください。

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目次

総合型選抜入試とは何か?

総合型選抜入試は一言でいうと

「自分がやりたいことをアピールして合格できる入試」

です。

総合型選抜に必要な準備

  • 徹底的な自己分析
  • 志望理由書、自己PR書の作成
  • 面接練習
  • プレゼン練習
  • 小論文対策

この通り一般受験とは異なり、学力についてはそこまで重要視されません。

でも将来やりたいことがよく分からないよ…

ご安心ください。東海AOラボでは、皆さんの内に眠っている「やりたいこと」を一緒に見つけるお手伝いをします。

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総合型選抜入試の受験資格は何か?

総合型選抜には大学によって異なりますが「受験資格(条件)」が設けられています。

100%書かれている受験資格は

「高校を無事に卒業できそうか」

これだけです。

合格しても高校を卒業できていなかったら、そもそも大学に入学できないですからね。

しかし、各大学の「受験要項」を読んでみると、大学によっては以下のような条件が課される場合があります。

  • 評定平均3.5以上
  • 英検2級
  • ボランティア活動に参加してきたか

つまり高1や高2の頃から準備をしていないと、「受けられない大学もある」と言うことですね。

気になる大学があれば「◯◯大学 総合型選抜 受験要項」で検索すると詳しく書いてありますので調べてみましょう。

受験条件が厳しい大学の例

また、明治学院大学の心理学部など、厳しい条件が課される大学もあります。

  • 出願時点の最新の調査書で英語・数学・国語 3教科合計の評定平均値が3.8以上の者
  • 高校時代に第三者にアピールできる優れた実績・能力・経験のある者
    (例えば、課外活動・校外活動などでの優れた実績、海外における異文化体験、芸術文化活動での活躍など)
  • コミュニケーション能力に優れた者

しかし全ての大学でこれほど厳しい条件があるわけではありません。

明治学院大学の心理学部で厳しい条件が課される理由は「倍率が10倍を超えるから」です。

受験条件を緩くしてしまうと倍率が上がりすぎてしまいますからね。

受験条件は大学ごとに異なりますので、もっと詳しく知りたい方はぜひ東海AOラボにご相談ください。

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総合型選抜入試の出題科目は何か?

総合型選抜ってテストがないんじゃないの?

基本的にはありません!

ただし、一部の大学では「基礎学力」が身についてるかをみるために筆記試験を課す場合があります。

基礎学力試験を出す大学の出題科目と難易度

基礎学力のレベルはひとことで言うと

「高校1年生レベルの学力がしっかり身についてるか」

です!

実際に基礎学力試験を課してきた大学に直接電話したところ、どこの大学も上記のような回答を返してくれました。

また、実際に総合型選抜で基礎学力問題を解いてきた生徒が持ってきた問題を見ると

以下の内容の大学がほとんどでした。

出題内容
英語・空所補充の選択問題
・並び替え問題
・長文読解(A4用紙半分くらいの量)
など
数学<数学IAの内容>
・分母の有理化
・2次関数
・三角比
・確率
など
国語・同音異義語
・四字熟語
・ことわざ
・文豪名と作品名の一致
など
総合型選抜 試験科目の例

総合型選抜入試の合格率はどのくらいか?

総合型選抜の合格率は一概には言えません。

なぜなら、「自力または学校の先生に見てもらう」、「専門の塾に通う」など環境が人それぞれ違うからです。

結論から言うと

「専門の塾に通う」のが最も合格率が高いです!

理由を含めて説明します

自力で受ける場合

正直のところ、合格率は極めて低いです。

「私の長所は周りをよく見ることができ、積極的に動くことができることです。」

生徒が最初に提出してくる文章で一番出てくる言葉がこれです。

10人いたら8人くらいが書いてきます。

誰でも書ける文章ですよね?

これでは「あなた」を全くイメージできません。

そしてその後に続く文章も、みんながよく書くような内容になっていることがほとんどなので、

面接官からすると「はい出た、またこれね」

となってしまうわけです。

また、最も危険なのが

「文章の論理が成り立っていないこと」

論理が成り立っていないと、結局何を言いたいのががわからなくなってしまいます。

ですので、専門的な知識を持った人に添削をお願いすることをおすすめします。

学校の先生に見てもらう場合

学校の国語の先生に添削をお願いする人はかなり多いですね。

相談すればきっと親身になって「論理的な文章」になるようにお手伝いしてくれるでしょう。

その点に関しては信頼して大丈夫です。

しかし、残念ながら「正しい文章」であって「合格できる文章」にはなりません。

なぜなら、学校の先生にはあなたの「自己分析」や「大学の特色」を深く見れるほどの時間が無いからです。

もちろん一生懸命時間を作ってくれますが、添削するだけで精一杯になりがちです。

よほど自分のやってきたことに自信があり、将来のビジョン、大学で学びたいことがハッキリしていない限り、あまりオススメはできません。

また、もう一つの懸念点は「十分な2次試験対策ができないこと」です。

小論文対策なら学校の国語の先生にお願いしても良いでしょう。

しかし

「プレゼン対策」と「面接対策」は非常に難しいです。

・誰をも惹きつける魅力的なプレゼン
・他の受験生を圧倒できる自信満々のアピール

残念ながらこれらのスキルを持った学校の先生は少ないです。

なぜなら、学校の先生たちは「自己流」で授業をやってきているからです!

僕も学校の教員をやっていましたが、授業力を向上させるためのスキルアップ研修はほとんどありませんでした。

学生時代に塾講師のアルバイトをやっていたときは出勤日に毎晩研修をやってもらっていたので、それに比べると圧倒的にトレーニング量が足りていません。

生徒を魅了する授業ができる先生のほとんどが集団塾での指導経験があります。

そのため、「魅力的なプレゼン力、面接スキル」を身につけるなら専門の塾に通うのを強くおすすめします。

塾で見てもらう場合

前述のとおり、最も合格しやすいのは「専門の塾」に通うことです。

  • 徹底した自己分析
  • 合格できる文章添削
  • プレゼン対策
  • 小論文対策

これらの合格に必須な対策を受けられるからです。

しかし注意点もあります。

「塾選び」です。

「推薦系入試のサポートもできますよ。」

この言葉、個別指導塾なら、たいていどこの塾でも言います。

個別指導塾に今通っている人は塾長さんから聞くことになることになるかもしれませんね。

しかし実情は、大学生講師にとりあえず文章添削を授業中にやってもらうようにしています。

これは総合型選抜に特化していない通常の個別指導塾の場合です。

ですので、総合型選抜・公募推薦に特化した塾だけを選んでください。

そこさえうまくいけば年内で合格できる確率が一気に上がります!

東海AOラボは総合型選抜(旧AO入試)・公募推薦に特化した数少ない塾のうちの一つです。

受験相談は24時間受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問合せください!

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総合型選抜入試の試験日程に合わせた対策タイミングは?

総合型選抜の対策スケジュールは以下のとおりです。

総合型選抜対策スケジュール

※チェックマークは方向性を確認するタイミングの目安

「出願=1次試験」です。志望理由書や調査書を大学に郵送するだけなので、大学に直接行く必要はありません。

2次試験では「面接」だけでなく「小論文」や「プレゼン」などが大学ごとに課されます。

試験日から逆算してしっかりと対策しましょう!

そしてなんといっても年内に合格が決まるのが総合型選抜の大きな魅力ですね。

年内に合格するには適切な時期に適切な対策が必要です。

東海AOラボはそんな「あなた」のためにあります。

まずは受験相談からぜひ!

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総合型選抜入試の出願方法はどうすればいいか?

総合型選抜の出願方法は大学によって異なりますが、おおよそは同じです。

  1. 大学ホームページの「受験要項」を確認
  2. 受験資格を満たしているか確認
  3. 大学のホームページでアカウント作成が必要な場合はアカウントを登録
  4. 出願資料をダウンロード、印刷して必要な書類を完成させる
  5. 大学に出願書類一式を郵送

そして何より一番大事なのが高校から「調査書」を発行してもらうことです!

※調査書:これまでの内申点、係や委員会活動などが書かれた書類

総合型選抜の出願は8月〜9月です。

そのため、高3の夏休み前から「調査書」を発行してもらえるよう学校の先生に頼む必要があります。

発行までに普通2〜3週間かかるため、早めに「自分からしつこく相談」しましょう。

総合型選抜入試の過去問題はどこで 手に入るか?

総合型選抜の過去問については以下の種類があります。

  • 面接で聞かれたこと
  • プレゼン課題
  • 小論文の課題
  • 基礎学力試験

これらについては総合型選抜に特化した塾に蓄積されています。

東海AOラボでも実際に受験した生徒たちからヒアリングし、データベースにまとめて管理しています。

他にも以下の方法で入手が可能な場合があります。(可能性は低いですが)

  • 学校の進路指導の先生に過去の受験生のデータがあるか聞いてみる
  • 志望校のホームページから探す
  • 志望校のオープンキャンパスの質問コーナーで聞いてみる
  • 同じ大学の同じ学部学科を受験した先輩に聞いてみる

総合型選抜入試での筆記試験の時間はどのようになっているか?

総合型選抜では筆記試験を用意している大学があります。

基礎学力試験:60分で3教科(英数国をまとめて実施)
小論文試験:60分で800文字程度

筆記試験を取り入れている大体の大学ではこんな感じです。

これも大学ごとに異なるので志望校のホームページの「受験要項」を確認してみましょう。

総合型選抜入試の面接試験はどのように実施されるか?

面接時間

10分〜15分程度

面接官の人数

2人〜3人

まれに受験生が極端に少ない年で面接官が余ってしまう場合は5人などもあります。

極端に人数が多いと緊張するかもしれませんが、合格率はグッと上がりますので落ち着いて話しましょう。

面接の種類

総合型選抜の面接は2種類あります。

  • 個人面接
  • 集団面接

個人面接では面接中の受験生はあなた1 人ですので、より深いところまで掘り下げた質問がされます。

集団面接では受験生が3人〜5人の場合が多いです。試験時間は20分程度で一人当たり5分くらい質問されます。

東海AOラボでは集団面接を受けてきた後に「他の受験生ばかり質問されて、自分だけ全然聞かれなかった。」と言う生徒が多いです。

これは事前に出した志望理由書や、面接が始まった数分間で好印象を与えられる生徒に多いです。

もうすでに合格と判断され、放置されるパターンですので安心して大丈夫です。

待ち時間

待ち時間は呼ばれる順番によって大きく変わってきます。10分で呼ばれることもあれば、2時間以上待たされることもあります。

受験番号を見れば大体わかりますので参考までにこちらをご覧ください。

受験番号1001:1番最初に呼ばれる可能性が高い
受験番号1020:4人ずつ呼ばれるとしたら5番目(面接時間10分だとしたら50分後)

ですので飲み物や軽食を持っていくことをおすすめします。

総合型選抜入試の評価基準は?

評価基準はこちら

  • 高校生活で何をしてきたか
  • そこの大学に適した学生か
  • 真面目に4年間通えそうか
  • 将来のビジョンがハッキリしているか
  • 大学入学後の学びや活動を考えられているか

これらのことはどこの大学のオープンキャンパスに行っても言われることです。また、大学のパンフレットにも書かれていますね。

総合型選抜入試で受験できる大学はどこか?

主に私立大学で実施されることが多いです。最近では国公立でも取り入れる大学が増えてきています。

国立大学

北海道
旭川医科大学 小樽商科大学 北見工業大学 北海道大学 北海道教育大学旭川校 北海道教育大学岩見沢校 北海道教育大学釧路校 北海道教育大学札幌校 室蘭工業大学

東北
弘前大学 岩手大学 東北大学 宮城教育大学 秋田大学 山形大学 福島大学

関東
筑波技術大学 茨城大学 筑波大学 宇都宮大学 群馬大学 埼玉大学 千葉大学 東京海洋大学 お茶の水女子大学 電気通信大学 東京医科歯科大学 東京学芸大学 東京工業大学 東京農工大学 横浜国立大学

中部
新潟大学 富山大学 金沢大学 福井大学 山梨大学 信州大学 静岡大学 愛知教育大学 豊橋技術科学大学 名古屋工業大学 三重大学

近畿
滋賀大学 京都大学 京都工芸繊維大学 大阪大学 神戸大学 奈良教育大学 奈良女子大学 和歌山大学

中国・四国
鳥取大学 島根大学 岡山大学 広島大学 山口大学 徳島大学 香川大学 愛媛大学 高知大学

九州・沖縄
九州大学 九州工業大学 佐賀大学 長崎大学 熊本大学 大分大学 宮崎大学 鹿児島大学 鹿屋体育大学 琉球大学

公立大学

北海道
公立はこだて未来大学 札幌市立大学 公立千歳科学技術大学

東北
青森公立大学 岩手県立大学 宮城大学 秋田県立大学 国際教養大学 山形県立保健医療大学 福島県立医科大学

関東
前橋工科大学 群馬県立女子大学 東京都立大学 横浜市立大学

中部
新潟県立大学 長岡造形大学 福井県立大学 都留文科大学 長野大学 長野県立大学 愛知県立芸術大学

近畿
大阪公立大学 兵庫県立大学 神戸市外国語大学

中国・四国
鳥取環境大学 島根県立大学 岡山県立大学 県立広島大学 叡啓大学 広島市立大学 山口東京理科大学 周南公立大学 高知工科大学

九州・沖縄
北九州市立大学 九州歯科大学 福岡女子大学 長崎県立大学 熊本県立大学 名桜大学

私立大学

北海道
北海学園大学 北海道科学大学

東北
東北学院大学

関東
国際医療福祉大学 獨協大学 文教大学 文京学院大学 神田外語大学 千葉工業大学 青山学院大学 亜細亜大学 大妻女子大学 学習院大学 北里大学 共立女子大学 杏林大学 慶應義塾大学 國學院大學 国際基督教大学 芝浦工業大学 順天堂大学 上智大学 昭和大学 昭和女子大学 成蹊大学 成城大学 専修大学 拓殖大学 中央大学 津田塾大学 帝京大学 東海大学 東京経済大学 東京工科大学 東京女子大学 東京電機大学 東京農業大学 東京理科大学 東邦大学 東洋大学 日本大学 日本獣医生命科学大学 日本女子大学 法政大学 武蔵大学 東京都市大学 明治大学 明治学院大学 立教大学 早稲田大学 麻布大学 神奈川大学 神奈川工科大学 関東学院大学

中部
金沢工業大学 愛知大学 愛知学院大学 愛知淑徳大学 椙山女学園大学 中京大学 中部大学 南山大学 藤田医科大学 名城大学

近畿
京都外国語大学 京都産業大学 京都女子大学 同志社大学 同志社女子大学 佛教大学 立命館大学 龍谷大学 大阪医科薬科大学 関西大学 近畿大学 摂南大学 関西学院大学 甲南大学 甲南女子大学 神戸学院大学 神戸女学院大学 武庫川女子大学

中国・四国
広島経済大学 広島修道大学 広島国際大学

九州・沖縄
久留米大学 西南学院大学 福岡大学

総合型選抜入試での出題傾向はどのように変化してきたか?

近年、少しずつ総合型選抜の認知度が上がってきており、受験者数が増えてきています。

それにもない、各大学で総合型選抜での合格のハードルを上げてきている傾向が見られます。

  • 今年から急にプレゼンが追加された
  • 3.3の内申で受験可能だったのに3.5に引き上げられた
  • 小論文試験が追加された
  • 継続したボランティア活動の参加経験

など、自分が受験する年になってから急に追加されて驚くケースが普通に起こりえます。

じゃあどうすればいいの?

できる対策は以下の通り

  • 高1の4月から内申を上げられるように勉強する
  • 高1から自己分析(自分の好きなこと、やりたいこと)を言語化する練習をする
  • 学校で案内されるボランティア活動に積極的に参加する
  • 大学のオープンキャンパスにたくさん参加して情報を集める

何度も言いますが、今のうちから対策をしていくためにも総合型選抜専門の塾に通うことをおすすめします。

東海AOラボでは常にあなたの先を見据えてサポートできる体制を整えています。

ぜひお気軽にご相談ください。

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総合型選抜入試の合格者の体験談はどこで見られるの?

東海AOラボの合格体験談を掲載していますので、こちらからぜひ!

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